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2018年 プログラム紹介

「量子の夏」

「NASU AWARD F」

監督:近藤 勇一

上映時間:18分00秒

ジャンル:SF

F-2作品「量子の夏」

量子コンピュータ内に作られた実験世界カヌマ。ある時、一部の住人AIが人間に理解できない言葉で会話を始めた。恐怖した開発者たちは急遽カヌマの削除を決定する。倒れたAIたちの中、二人の少女が「カヌマ」の最後の時を生き生きと走る。彼女たちの行先は……。観光部門「鹿沼に行きたくなるショートフィルム」企画なのに鹿沼(カヌマ)最後の日を描く異色作。

監督プロフィール
近藤 勇一
Yuichi Kondo 1969年生まれ。栃木県宇都宮市出身、現在は東京都墨田区在住。 怪獣映画に憧れて父の8ミリフィルムカメラで撮影を始める。しかし仕事を始めてみると、どういうわけかアイドルDVDの撮影・編集ばかり。女は最強の怪獣と解釈し、アイドル枠で短編映画を撮るようになる。2012年に初めての劇場用映画『ソラから来た転校生』が公開された。最近はアイドルDVD業界も下火になり、現在はCG・VFXの仕事を中心としている。しかし今でもきゅんきゅんするような女性アイドル撮影はうまいつもりでいる。 那須ショートフィルムフェスティバルの観光部門では、『ネコヤドのハルとアキ』(2012年)、『田園の小さな恋』(2013年)、『さよならキツネ姫』(2014年)に続いて、今回の『量子の夏』で4回目の参加となる。
WEBサイト: http://giraffilm.jp

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